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始まりの始まり

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始まりの始まり

主人公
鹿倉 奏(カグラ ソウ)
24歳
筋肉質な体
コンビニのバイト店員
イケメンではないが、イケメン撲滅もしない
抹茶が大好き。

※作者まんまですが、全部フィクションです

「お先に失礼しまーす」

このコンビニで勤務して早3年。常連客からは「自販機よりも早くタバコを売ってくれる店員」としてちやほやされ、店長(独身男性)やマネージャーからは「副店長代理補佐見習い見習い」と言われ、後輩にあたるパートのおばさまや女子高生には「無駄に洗練された無駄のない無駄な性格イケメン」と言われてます。
俺の名前は鹿倉奏。親父を高校生の時に亡くし、母さんは元気だ。妹が2人いて俺よりもしっかりしている。小学生の弟は俺の影響で小学生らしからぬ発言もしばしば。
言ってしまえば、俺がしっかりしなきゃいけないのにコンビニ店員。貧しくも裕福でもないが、俺はこんな生活が好きだ。

家から歩いて2分のところにある本屋に新刊本を求め、夜勤明けの眠い体を震わせて歩き出した。



信号が青になり、横断歩道に足を踏み入れた。普段であれば青になる1秒前に歩き出すのだが、なんとなく嫌な予感がしたせいで俺は青になった瞬間に歩くことにした。








白が支配するこの空間で俺は後悔した。同時に思い出した。

靴紐が切れ、前かがみになった瞬間にどうして横断歩道にいたのだろうか。と。









「死んだね。縁起に興味はないけど、靴紐が切れると何かが起きるって。」

もし生まれ変わったら、靴紐はミサンガにしよう。そう思っていた時期が俺にもありました。

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