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ドッペルゲンガー

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ドッペルゲンガー

あいつ……あいつと目が合ったんだ…。胸から溢れる血を右手でおさえ私に抱かれながら、心(しん)は息を引き取った。
私は助けを求める声と彼の言葉を聞くので精一杯だった。
あれから半年、まだいつもその光景と心の顔か゛私の頭に飛び込んでくる1日の大半は、まだ途方に暮れる生活だ。
心とは中学からの親友だった。お互いに部活をしていなかったから2人でよく遊んだ。高校では別々に進学したが、そこでも2人で会う時間をつくるため、お互いに部活はしなかった。相変わらず2人で遊んで、高校生になれば好きな人の話に恋愛話、夜に酒を持ち出して警察に怒られた事もあった。
「はやく20歳にならないかな~そしたらお前と夜通しどうどうと酒が飲めるのに―。」
心はそう言って大人になった後も私と関わっていくと約束してしくれた。そして私と心は高校を卒業した後、心は小企業の会社に勤め始めた。仕事は順調で、人間関係も問題なかったらしい。私は教育学部のある大学に進学した。幼い頃から小学校教諭を夢見て、この大学に進学した。無事に教育実習を終え、国家試験のために勉強をしていた。その矢先に心があんな事になった。
ある日私が家で勉強をしていると、心から電話が入った。電話をとると、息の切れた心の声が聞こえた。
「お、おい心どうしたんだ」私は心に話しかけた。しかし心は息切れしているせいか、呼吸音しか聴こえない。私は心の身に何かあったのだと直感し急いで心の家に行った。心の家に辿り着きドアを開けようとするとドアは私を受け入れる様に開いた。その瞬間私の目には胸から血を流している心が入って来た。「心!!」すぐさま心にかけより傷を見た。刃物のようなものが刺さったような傷だった。私はすぐさま救急隊を呼び、心に話しかけ続けた。救急隊が来てからも、集中治療室の前で看護士にとめられるその瞬間まで……。
医者はすぐにそこから出てきた。そして私に彼は運び込まれた時には、もう息はなかったことと私は気づかなかったが刺し傷は腹部にもひとつあったらしいが、致命傷は胸の傷だったらしい。私は心が死んだ悲しみと医者はあの中で死亡確認くらいしかしてない悔しさに打ちひし医者にあたった医者は手の施し様がなかったと言って立ち去った

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