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白い猫を追いかけて

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白い猫を追いかけて

始まりも終わりも全て貴方がきっかけでした

明治十一年八月十日、蒸し暑い中私は1人町中を歩いていた。

「先輩、やっと見つけましたよ」

私の目の前に仁王立ちし、無表情のようで表情に何処か呆れが混ざったような顔をしているどこか暗い水のような髪の色に同色のジト目をした少女のような顔立ちの青年は蓮水花藍、私と同じ警察官であり部下である。

「あ?、カランコロン君か。何のようかな?」

蓮「なんのようかな、じゃありません。また仕事をサボってこんな所に」

「いやいや、私はちゃんと仕事してるよ?今だってほら、ちゃんと巡察して街の平和を守ってる」

蓮「その手に持っている団子が幻覚なんて言わせませんよ」

「え?カランコロン君も食べたい?ごめんね、生憎みたらし団子はさっき食べちゃって今は三色団子しかないけど……いる?」

蓮「いりません、それよりさっさと仕事に戻ってください」

「ちぇっ、相変わらず遠慮深いなぁ、カランコロン君は」

蓮「すみません、仕事中にサボって団子食べてるどこかの誰かさんみたいに遠慮せずにバクバク食べる神経を持ち合わせていないので」

わぁ、さりげなく私貶されてるわ!!

蓮「と言うかいい加減にしないと……」

「またサボってるのか、白井」

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