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玉ねぎのぶん、砂糖をぬいてね

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玉ねぎのぶん、砂糖をぬいてね

「ねえ。牛丼生臭くなったよ。」
「どれどれ。」
小皿にほんの少しついだ皿をだすと顔をしかめる
「ね」
「うん」
「やっぱり関東のレシピを九州人は使えないんだと思おう。」
「おれもそう思う」
「どうしたらいいと思う?」
「みりんと酒と・・・・・砂糖出して」
「はい」
「しょうがないの?」
「レシピにないけど・・・・」
冷蔵庫に残ってたしわしわのショウガを出す
「これでいいか・・・・」
皮をむくそばから、おろし器をだすとささっと鍋の上ですりおろす
「味見て」
「あ・・・・ちょうどいいかも」
「ね?」
食卓に戻り、お茶を飲みながら聞いてみる
「あのさ、結婚する前に、肉じゃが作ったの覚えてる?」
「うん。」
「あのとき私に玉ねぎが多めだから砂糖を少しにするって言ったんだよね」
「そうだっけ?」
「うん。私目から鱗だったよ。レシピどおりにするってことばっかり考えてたから。まさか、中に入れるものの味まで予想するって。」
「ははは。そんなんあったっけね?」
「あったあった。」
「覚えてないけど、あったような気がするね。」
「それはそうとコメせっとした?」
「あーーーーーーっ」
あわててセット。
出来上がりは少し遅れるかな。

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玉ねぎのぶん、砂糖をぬいてね

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