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01:天井

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01:天井

目を覚ますと見えた光景、それはもう豪華だった。
見渡す限り細やかな金の装飾が施された壁や天井。
再び目を閉じたくなるほど眩しく煌めいている。

「※※※が目を覚ましたぞ、何て可愛いんだ」
「陛下そんなに顔を近づけたら・・・※※※がビックリしますよ」

私を綺麗な顔立ちをした西洋人の男女が覗きこんできた。
男性は金髪で青い瞳、女性は赤髪で金色の瞳をしている。
(誰だろう?此処は何処だろう?身体が思うように動かない、声も「あうあう」としか喋れない)
「石が3つもあるなんてこの子は将来大魔導師になるかもしれませんわね」
「誰かに利用されないように、手の石以外は大人になるまで隠しておこう」
男性がそう言うと彼の手がひかり、温かく感じた。
頭がボーとして眠くなって来た。目の前が暗くなった。

次に凄い音がして目が覚めた。豪華な天井が真っ赤になっていた。
誰か、大きな誰かが居た。何処までも深い青い目。それはあの優しく覗いていた綺麗な瞳とは違う欲望の邪悪な目だった。
「グ・デ・・・爵・何故・・・」
誰かの声がして、また目の前が暗くなった。

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