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暗い暗い海の底のように
ヒステリックに叫んで
震わせた軆から、腕から
其の流れる液体に
重ね合わせた黒と赤

悲痛に浸った欠片
交わる事さえ赦されなかった
埋まる事のない空間に酔いしれ
正しいと信じた結末さえ歪んだ

瞳の奥 鼻孔をきつく霞める其の感覚に
声を出せば今にも溢れてしまう衝動が
堪え切れずに流れようと頬を伝った

瞳から流れる其は
泪なんかじゃないと
心臓奥底から溢れ出る血液だと
黒く軋んだ脳が叫んだ

暗い暗い奥深く底
肢体を汚し 心臓に刻まれ
自傷じゃなく
突き付けられた傷だと
訴え続けた黒と赤

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