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『誕生日』

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『誕生日』

誕生プレゼントを贈り合う男達の話

誕生日、自分が生まれた記念日である。

まぁ二十歳をこえたら…と言うか間もなく三十路すらこえようとしている私には嬉しくもない記念日ではある。

私が大学生の頃誕生日に友人から【人魂花火】(200円)をプレゼントされた。あまりのしょぼさに笑ったのだがその時からもらって笑える(困る)物をいかにプレゼントするかと言うのが友人らの間で流行る。
誕生日が近い奴がいるとよく他の友人らとブツを探しに行ったものです。
貰ったり贈ったりした物では

【まる飛行機】
ダイソーで売っていたおもちゃ。パッケージは劇画タッチ描かれたシリアスな軍服の外人さんが「あれはなんだ!!゚д゚)くわっ」と言わんばかりに驚き指をさしているのに可愛いまる飛行機…100円ショップのセンスに脱帽です。

【宏和眼鏡】
友人宏和がくれた眼鏡でレンズのところに自分の写真を拡大し目の部分を貼りつけた眼鏡。ちょうど宏和がレンズ部分を割ってしまいフレーム部分があったので思いついたとか…「これかけるといつでも俺になれるよ」と言っていた。

そのパッケージも無駄に作りこんでいて『宏和眼鏡に原住民もびっくり!!』と書かれていてアフリカ系の黒人が驚いた顔をして「マジかよ!!?」と吹き出しで書かれていた。

宏和は「いや~この画像探すのが一番時間かかったよ。原住民・驚き・黒人でPCで検索してやっと…」などと言っていた。

貰った瞬間「ありがとう」と言いながらゴミ箱に捨てました。(本当に捨てたわけではなく今も持ってます)

まぁその他自作のCDやら法の華(宗教本)や女性物の下着(どうやって買ったんや)なんて物もありましたがこれらを渡すためには恥を忍んで買わなくてはならない訳でこの一瞬の笑いのために罰ゲームのような買い物をしたり何日も前から考え作りと今思えば無駄な動力を使っていたと思う。

この無駄な儀式は大学生卒業まで続いた。
卒業してお互い就職しそれなりに忙しい日々をおくってそんな事も思い出となろうとしていた時、私の26歳の誕生日に大学生時代の友人から汚い小包が届く…


↓宏和眼鏡実物

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