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いつもの朝

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いつもの朝

朝 目覚めると

隣にはお前が居て

温かな体を抱きしめるんだ

フルーティな香が

俺を包む…

いつもの朝





――ピピピ…




「うーん…」




――ガチャン




そうこれは俺が目覚まし時計を止めた音。目を開けるとカーテンの隙間から射す陽光とさっき迄聞こえていた電子音で朝だと云う事が分かる。



「おはよう、アキ」



布団を捲くりまだスヤスヤと眠る相棒に声をかけて起こさぬ様にゆっくりとベッドを抜け出ようとする。



「にゃう?」



するとアキは小さな白い耳をピクリと動かし欠伸ともとれる鳴き声を出しながら目を開けた。

お分かりの通りアキは俺の飼い猫で白猫だ。首には俺が買ってやった真っ赤なリボンと鈴付き首輪をしている。
俺はアキに近付くともう一度「おはよう」と言いながら額を優しく撫でてあげる。すると猫の習性なのか気持ち良さそうに目を細めて喉を鳴らしている。


今は6時。
因みに学校は9時までに行けばいいしチャリで10分との近距離だった。
何故早起きなのかというと――…







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