/ 95ページ

序章

(1/4ページ)

序章

男は苛立っていた。
心待ちにしていた第二子の誕生。
しかし、期待は裏切られた。
「おめでとうございます。可愛い「女の子」ですよ」

男が望んだのは、「息子」だった。先に娘を一人もうけ、次こそは「息子を」と願っていた。
「何故・・・」男はつぶやいた。
新生児室で寝息をたてる「二人目の娘」を、いぶかしげに見つめ・・・
そしてその苛立ちが、「憎悪」に変わるまで・・・さして時間はかからなかった・・・


二人の娘達は、すくすくと育っていった。
「セレスティナ」と名付けられた「二人目の娘」も。
しかし・・・「父親」である男の笑みは、「長女」にのみ注がれていた・・
顔つきもよく似た「姉妹」。
だが、「妹」・・「女」である「二人目の子供」の存在自体が、彼には許せなかったのだろう・・・
そして、「妹」である少女・・まだ3~4歳の少女もまた・・・
「父親」から「愛されていない」事を・・感じていた・・・

/ 95ページ

序章

(2/4ページ)

みんなが送ったスター数

0

この作品にスターを送ろう!

明日のスターも待ってます!
(1作品につき1日1回 押せます)

新着ピックアップ

急上昇ランキング|青春