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「店長。休憩時間なんですど先に入っても大丈夫ですか？」
「良いよ。また誰か来た時に長話になって竹倉君のご飯遅れちゃ大変だからね」
「それじゃ先入ります」
休憩室で昼食と試験勉強の同時進行。頭がいいわけじゃないのでこう言う些細な時間も重要だからな。
「この公式はXに代入してっと」
「たた！竹倉君！」
「ど、どうしたんですか店長!?」
「たっ助けて！」
尋常ない店長の様子に何があったのか身構え「く、蜘蛛！と、取って！」……ん？
「店長、落ち着いてください。何があったのですか？」
「さ、さっき上から蜘蛛が！服の中に！」
涙目の店長にはグッと来るがここは落ち着いて、
「……店長、今何と？」
「だ、だから！蜘蛛が落ちて来て！」
「はい」
「ふ、服の中に！」
「はい」
「お願い取って竹倉君！」
「……」
落ち着け俺の理性。俺の反応。
美人＋クールビューティー＋涙目上目づかい＋服の中への侵入＋承諾済み。
……落ち着け俺！
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