天下の仕置き

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天下を統一した亀井家… 大名たちは二通りに別れた。 亀井家に従っていれば間違いはないと思う大名 次の仕置きで我が家も亡ぼされるのでは?とビクビクとする大名 前者は亀井家の言動に感銘を受け真に亀井家に従う小大名が多く、後者は織田家、北条家、そして…三好家であった。 大大名でしかも亀井家の本拠に近い領地を持つ者からすれば、どうしてもそのように考えてしまうのが戦国の世なのだろう… そんな頃… 初代大統領、亀井國衡の名で全国の大名たちに召集の書状が発布された! 内容は国家政治の件についてとだけ記してある。 全国の大名たちは意味が判らずに首を傾げる。 今まで、国の法として朝廷の名の元様々な法が発布されてきた。 これからは、亀井家が日の本の主として日の本の政を掌握して行われる物だと皆思っていたのである。 所が…国家の政治について話があるから集まれと言う… 亀井家が決め命令しそれに従うのではないのか?
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