第4話  謎の転校生

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第4話  謎の転校生

転校生がやってきた。 例のガクレランを着た男だ。 教師がツラツラと名前を書き上げていく。 源池マサヨシ、コイツの名前だろう。 「ゲンチ マサヨシというもんだ。これからよろしく頼むぞ:」 パチパチパチ。 おざなりな拍手。 皆んな校門での出来事を既に知っていた。 なんとなく妙な雰囲気になるのも無理無い話だった、。 なぜだろう。 マサヨシを見ていると、不思議な気持ちになる。 懐かしいような、前から知っているような。 こんな知り合いは居ないはずなのに。 ついつい目で追ってしまう。 教科書がまだないからか、隣のやつに見せてもらたtりしている。 休み時間は風委員に絡まれた。 体育はみんなと違うジャージを着て受けていた。 生徒指導部の教師がまた吹っ飛び、全裸になった。 昼休みはどこかに消えた。 教室でご飯を食べない派らしい。 昼休み中に外から大きな物音がした。 そっちに目を向けると、生徒指導部の教師がやはり全裸になって壁にめり込んでいた。 午後の授業も終えて、部活に入っていないマサヨシは早々に帰る支度を始めた。 見失いそうになりつつも、なんとか背中を捕まえた。 すると、道を塞ぐように風紀委員の3姉妹が現れた。     
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