いらない。

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いらない。

一緒にいれば 何かにつけ 評価されるのは君で 比べられる僕 君に追いつく事が 僕の原動力 口には出さないけど 君はきっと 僕の一番の理解者で 永遠のライバル 君はそんな事 思ってもないだろうね 弾き飛ばされる 深い闇に 僕の立ち入れない場所 君は何も話してはくれないね? 僕は君に全てをさらけ出しているよ 一方的な被害者面 君といた時は長かったね そして儚かった 青春という名の夢 君と共に過ごした全て あれだけ一緒に居たのに 僕は君の事何も知らない それは出会った時から感じている壁 君は僕に会わなくても きっと何も感じないね 僕がいつも連絡を取るんだ 君は元気かな? ふと心配になって …いや、僕が寂しいから。 ホントはそれだけ。 今でも横に居て、 僕の全てを知っていて欲しいんだ 臆病な僕はケンカも出来なかったね 君に不満をぶつけたくて でも居場所が無くなるのが怖くて …話し合いからも逃げた だからまだモヤモヤが消えないんだ あの時言いたかった言葉 「もっと僕を必要として」 きっと君は僕なんかいらない 僕はこれだけ君を欲してるのに 君と見た幾つもの 星空は 夕日は 共有した時間は 今でも心の中に 輝いている
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