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次の日
待てど暮らせど
誠くんから
連絡はなかった。
次の日も
その次の日も。
こんなことは
初めてだった。
私は毎日
LINEが来るたび
誠くんからじゃないか!?
と
一喜一憂してばかりいた。
夜も
もしかしたら連絡がくるかもと
ほとんど寝られない日が続いた。
それくらい
待ち焦がれていた。
1週間がたった
12月20日。
私はもう
いてもたってもいられなくなって
誠くんに
連絡してしまった。
「誠くん、この間言ってたおでん屋さん、いつにしよっか~?(^^)」
なるべく軽い感じで
誠くんが返しやすいように
そんな内容のLINEを送った。
夜中になって
ようやく返事が返ってきた。
「連絡しなくてごめん、今月はちょっと厳しそうかも」
!
もうこれは
完全に避けられている。
考えられる原因は1つ。
「美咲ちゃん」
まさかもう
つきあった?
それとも今
揺れてるの?
どっちにしても
誠くんが今
私の事じゃなくて
彼女の事を考えているのは
間違いないだろう。
どうしよう…
誠くんが
離れていっちゃう…!
胸のあたりからこみあげてきた何かが
涙になって
瞳から溢れた。
どうしよう…
どうしよう…
結局私は何もできないまま
ただ不安な日を過ごした。
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