お泊まりだよいろいろと

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………………朝。 それは必ずしも訪れるもの、 生きとし生きるもの全てに分け隔てなく降り注ぐ暖かい光。 だが、時によって太陽の光は武器ともなる、 鏡など反射物による、目へのダイレクトアタックが良い例だ。 あれは眩しいにもほどかあると思うね。 今、目覚ましを勢いよく押して、目を開けた瞬間、 窓からの光は、虫眼鏡で光集めてんじゃねーよ、って言いたいなるくらいの眩しさで、一気に目が覚めてしまった。 「あぁ、また朝が来てしまったのか、もうこれ口癖だな。」 上半身だけ体をお越し手を後ろにつこうとした時、 むにゅ 「…………ん?」 いや、それはないはず。 そうして何度かたしかめても、同じ感触だった。 恐る恐る手の先を見ると照れる麗と、その胸を鷲掴みにしている俺の手…………。 なぜ枕元にコイツが居るんだ…………。そう言えば俺の枕が無いのもおかしい。 「……ゆぅ……大胆//」 あぁ~やばい、ヤバいよこれは、顔を紅潮させて悶える麗を見る限り、妄想に突き進んでいるだろう事が分かる。 いや、そんなことより誤解を解かなければ西井に殺られる!
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