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お掃除
女性が家に帰ってきた
女性
[結局あの本屋はなんだったのかしら?
まぁいいわ、気にしない気にしない]
女性は無造作にテーブルの上に本を投げた。
この部屋よく見るとものすごく汚い。
ゴミはほったらかし。
雑誌は山の様に積んである。
衣類もそこらへんに散らばっている。
女性
[よいしょっと、ドラマ見なくちゃね。あぁ、ドン様~❤]
韓流ドラマにご執心のようだ。
?、、、
本が光っている。
女性は気付かないようだ。
そのとき
プラグコンセントから火花が飛び散りゴミに種火がついた。
女性
[きゃ~、そこよやっつけちゃえ~❤]
TVに釘付けのようだ。気づいていない。
女性
[城に火矢を放つなんて!
ドン様逃げてー!😱]
貴女も逃げてー!!後ろ、後ろ!!
火ぃついてるから!!
女性
[このDVD妙にリアルね❤熱いし、煙たいわ。
さすが初回限定版❤]
なんだこの人?天然なのか?
さらに火が強くなる。
女性
[それにしても熱いわ。冷蔵庫から飲み物とらなくちゃ
、、、、
って、、、
!?!?!?!?!?!?!?!?!?えっ?なにこれ?!
キャアァァァ!?]
豪炎が女性を襲った!
その時、、、
本がまばゆい光を放った!!
女性[ァーーーーーーーって、、、
あれ?、、、
熱くない、、
火も消えてる、、、]
本から白いシルエットが浮かび上がっている。
髪の毛が長い女性(?)の様な感じだ。顔はのっぺらぼう。
例えるなら白いワンピースに顔、手足がついてそれが半透明になっている感じ。脳内補完してください。
女性
[えっ?なにこれ?]
?
『貴女は私、私は貴女、、、
今の火災は私が見せて感じさせたビジョン』
女性
[?えっ?、、、]
?
『貴女、今の部屋のままだといづれ起きるわよさっきの火災が。それでいいの?』
女性
[えっ?]
?
『まだ理解してないみたいね。
いいわ、私に触れて、、』
女性は恐る恐る触れた。
すると脳内に一瞬で映像が流れた。
どこかの焼けた家だ。
この白い女性は、、その火災に、、、
?
『どお?理解した?それが私。貴女と同じ様なゴミまみれの部屋に住んでたのよ。こうなっちゃうけどいいの?』
女性
[嫌よ!!あんなの!!]
?
『じゃあ、もう一度私に触れて、、
貴女が心の奥底で願ってる事を、、私が、、』
続く?
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