2粒

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ピンク君は、チラチラと私の方を見ていた。 授業が終わり、馨が出ていくと五月蝿くなった。 私は、窓の方を見ていると右から 「ねぇねぇ」 と言う声が聞こえそっちの方を見た。 「さっきは、助けてくれてありがとう 転校生だよね? 名前教えてもらえる?」 ピンク君は、ニコニコしながら言った。 私は、その顔をジーと見ていた。 「…僕の顔に何かついてる?」 ピンク君は、ペタペタと自分の顔を触って言った。  
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