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咲「…クモがおりて来たの!それでそこに…。」
平「逃げ込んだんだ…。お玉と蓋はたまたま持ってたんだね。」
コクコクと必死に首を振る。
藤堂はその様子を見て、そんなに駄目なのか…。と思った。
平「それならいいや。…で、そのクモは?」
咲「あ、えっと平助くんが来たら逃げてった…かな?」
だから助かったよ。と困ったように笑う。
平「そっか。…咲はクモが嫌いなの?」
咲「ん~。というより、虫が全般苦手かな…。」
ははは。と乾いた笑いをする。
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