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一の髪も夕紀に乾かしてもらい、やっとのことで夕飯だ
腹へったー…
「なぁ、凉よぅ」
「んだよ、新八」
「…こんな豪勢で、金の方は大丈夫なのか?しかも、これ卵だろ?」
…今日の夕飯の献立は、たまたまたくさんあった卵と米、ケチャップを使ってのオムライス、温野菜、豆腐とワカメの味噌汁だ。それに、余ってたおかずを色々。
「あー、そのことか。大丈夫だ。
今の時代、卵はそんなに高価じゃねーんだよ。金も俺の親父が吃驚するほど稼いでるから、心配すんな」
ほかの面々も気になっていたようで、俺の言葉を聞いてほっとしたようだ。
「よかったよかった。…ところで、この料理、何て言う名前なの?凉くん」
と、総司が箸でオムライスをつつきながら聞いてきた。
「『オムライス』だよ。ま、味は食ってからのお楽しみだ。―――じゃ、虎よろしく」
「うす!…では、手を合わせて!!
いただきます!!」
「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」
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