第1話

最終章「真夏の名残の花。」

「今まで色々巻き込んでごめんね。 もう、泣かせたりしないから」

たったひとりの、妹へ。

永遠に兄妹でいると決めたはずだった。

第20章「叶わぬ恋にさよならを。」

「俺の内面を見てくれる人がいないから、外面を守るしか術がなくなったんだよ」

第24章「絆か、償いか。」

「自分が辛ければ世界が終わったように、自分が幸せなら世界中が平和な気さえする」

第25章「始まりからもう一度。」

「もしお姉ちゃんじゃなくて私が玄関に出てたら、運命変わってたりするのかな？」

第21章「消えた影と潜む影。」

「好きな女にはとことんかもしれないな。それにキザじゃなくて優しい、だ」

第22章「小さな秘めごとの大きな代償。」

「本気で交際してるだなんて、思い上がらされたあなたには同情するわ」