愛嘘後日談 自立とは乖離のことである-1

この世には、２通りの人間しかいない。

愛嘘2-11 【Side:蛍太】チワワの観察履歴

あああ、すごく可愛い今すぐ抱きたい。

愛嘘2-12 【Side:蛍太】メランコリック

なのに、びっくりするよ。……俺が、初めてだったなんて。

愛嘘2-8 逆巻く彼の素顔

「なんか、バカみてー。ほんと、バカみてー」

愛嘘2-6 寝ても覚めても

「ひとりで寂しいのはどうにかなる。でも、人の中で寂しいのはこたえるよね」

愛嘘2-7 遊びじゃない

……こんなあたしに選べるだろうか。自分のこともよく判らないで、生き方なんて。

愛嘘2-9 恋じゃなくていい

「──おかしなことにさ、すんごく苦しいんだ。莉々を見てると。莉々を、想うと」

愛嘘2-10 猛獣チワワを飼い慣らせ

愛嘘2-13 【Side:蛍太】飼い犬になりたい

「──莉々の面倒、一生見る気はある？」

愛嘘2-23 光あるゆえに影あり

……その相手が、本当に恋人だってことはなかなかないとは思うけど。

愛嘘2-24 こども理論とおとな事情

同じ言葉を使っているのに通じないなんて、そう珍しいことじゃないんだ。

愛嘘2-26 黄金色の秋

この人には一生頭が上がらないなと思った。

愛嘘2-25 ストロベリー・ソーダきらきら

「かわい……莉々、可愛いよ……死ぬ」

愛嘘2-21 赤と青の戦場

──いつまでも小娘ではいられないし、いたくない。