第23話 その階にうつるもの。

第24話 運命の日

第14話 それもこれも全部、君を思うが故。

第19話 なつのおと

第20話 その眩暈さえ心地いい。

第22話 そんなに頑張らないで。

第16話 それは君のことだと、何度でも。

第6話 恋に落ちる瞬間

「だから……もう少し顔を見たくて、理由をつけて、そんな」

第9話 ほのかな疑惑

「こんな大胆なことをする人だとは思わなかった」「幻滅しましたか」「……ううん」

第10話 その男、詐欺師

「……でも、だったらどうして……離婚前提なんて、言ったの」

第11話 婚姻関係において離婚詐欺とは

「帰ったら、死なないように殺してあげようか……ベッドの中で」

COAL BLACK ～隘路アイロニー～ 第1話

愛して下さい。他には何も要りません。

第2話 いざ、尋常に入籍

「俺の前で泣いてくれるのはいいけど、今はちゃんと慰められない」

第4話 承認すべき既成事実

「すみれさんだから、かまいません。大丈夫。──……俺、ここにいるので」

第5話 恋は略奪品

「……何でもないです。今日はもうなんか頭おかしいので、寝ます」

SD-13.乾いた身体を潤して

俺は、女が嫌いだ。……大っ嫌いだ。だからよけい、泣かせてはいけない。

SD-14.溺れるふたつの体

とくん……と、さっき撃ち抜かれたばかりの心臓が、甘く疼いてまた血をこぼす。

SD-15.パラノイアの隘路

今でも女は嫌いだ。男には到底理解できない理由で、嘘を吐く。

SD-16.切なさは苦しみに似ている

もっといじめてやろうか、とあやしげな恍惚が背中を駆け上がった。

【おまけ】Side.冴 諦観妄想系淑女 phase.1

もう少し一緒にいてもいいかな、なんて思ったのはいつぶりで、そして誰ぶりだろう。

その男、離婚詐欺師 第1話 スタイリッシュ粉砕

「──俺と、離婚を前提に結婚しませんか？」

SD-6.忍ぶれど

そんなつもりはないだろうが、頭を撫でる指先がその動きだけで俺を赦していく。

SD-7.圧縮される世界

なんというか、すっかり溺れていた。

SD-8.爆弾低気圧、発進

開かれたその艶やかな口唇に、吸い込まれるように口づけた。

SD-9.身体は心の容れ物

いっそ気まぐれでも戯れでも構わないから、俺のとこに来てくれないだろうか。

SD-11.苦味は甘味の後味

言葉で埋まらない時、他にどうして埋めればいいのか、俺には全然判らねえ。

SD-12.艶めかしい破滅

キスで窒息死したなんて話は聞いたことがない。

第12話 Side 秀秋：晴れない疑い

俺がメチャクチャにしたいのは、芹香ひとりなのに。

その悪戯な指先で。

愛や恋より早く、あの時、あなただけが見つけて抱きしめてくれたの──。

裏Hundred Days 第17話