書きたいネタをただメモ代わりにだだだだーっと書いてます。続き。 ──…次の新月の晩が決行です。あなたにはこの呪符を渡しておきます。泉に滅封結界を張っておきますから合図があったら奴をそこへとおびき寄せ、この呪符で封をして下さい。あとは私たちに任せて下されば結構です。 ──…両親は百鬼夜行に取り殺されたんでしたか。ならば奴はあなたの敵というわけだ。 ──…親の敵を、取りたいんでしょう? 悩んで悩んで、どうして良いか分からなくて。 ──…困ってることがあるなら言うんだよ、大丈夫、俺が何とかしてあげるから。 ──…紫苑ちゃんは、笑ってればいいんだよ。 ──…君は、女の子なんだから。 そして選んだのは。 ──…私は“未熟者”の陰陽師ですから、対象と間違って自分を封じてしまうなんてこともあるかもしれません。 ──…どうせ元よりすべてが終われば“殺される”身ですから、なら、こんな終わり方も良いかなと、思うんです。 全部、分かっていた。 この世界はそんなに甘くない。 なら、守りたいのは。 ──…ねえ清さん、私清さんのことが。 ──…大好きでした。 スピンオフで清さんside ──…清さんものすごく強いじゃないですか。私、死ぬつもりだったんですよ。なのに、結界も全部一人で壊して。 ──…うん、だからあれは俺も焦ったかなあ。 初めから、全部分かっていた。 からかって甘やかして、適度に暇をつぶしたら消してしまおうと思っていた。 けれど、俺のために必死になる子なんて初めてだったから、 …死んであげても良いなあと思ったのに。 ──…敵討ち、しなくていいの? ──…それはもう、いいです。殺せそうにないです。 ──…いやでもわかんないよ、もしかしたら隙くらい突けるかも。ほら、ずっと一緒にいたらさ。 ──…え? ──…つまりは、このまま俺と一緒に暮らしませんか、ってことなんだけどね。俺、紫苑ちゃんがいないと駄目だからさ、ご飯も作れないし。 大好きなのも、殺せなかったのも、全部俺の方だから。 ──…それに俺、紫苑ちゃんが好きなんだよね。 ──………、言う順番間違ってるんじゃないですか、それ。 責任取ろうと、思ってみたり。 みたいなハッピーエンドが書きたいです(真剣) 二巻では両親の死の真相に迫ったりとかしたいです。 つくづく妖怪ものが好きな観音寺でした。

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