月光零式

――少女は夢を見続ける。 彼女は至って普通の少女だった。普通の過程に生まれ、成績も平凡で、日常をただがむしゃらに生き楽しんでいるただの少女だった。 そんな彼女には少し変わった悩みがあった。それは毎晩のように似たような夢を見ることであった。 その夢は彼女が異世界にいるという物語。毎晩のように見る続き物の夢物語。現実でない非現実。それでも彼女にはそれがただの空虚な幻だとは思えなかった。 彼女は今いる世界を身世界、そして夢の中の世界を心世界と名付ける。読みは同じだが、違いを分けるだけだからそんな深くは考えていなかった。 ファンタジーに染まった心世界は、身世界に疲れた彼女を温かく受け止める。やがて彼女はストレスまみれの身世界よりもこの心世界を自分がいるべき世界だと思うようになる。 そんな世界で彼女は一人の少女と出会う。そこから彼女の現実と非現実は崩れ始めるのである。 身世界に現れるファンタジーの少女、概念兵器による戦争が始まる心世界。 侵食される現実と夢の狭間で少女は旅を続ける。そして彼女は旅の中で、ある真実を目の当たりにし、重大な決断を委ねられる……。 ……なんていう小説を書きたい、というか読んでみたいんですが。 しかし、どこかで似たような話(特に前半の設定)を見た記憶があるんですけど、どこで見たかなぁ……? もしどなたか知ってたら情報教えて下さい。お願いします。
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少し前にアニメもしていた「MUNTO」、アニメでの題名は「空を見上げる少女の瞳に映る世界」に似ている気がします 月光零式さんが言っているのがこれかどうかは定かではないですが
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コメントありがとうございます。 成程このような作品があるんですね。残念ながらおそらく見覚えがあるであろう作品ではないと思いますが、参考にさせていただきます。
前半部分が勇者幻獣神エスペリオンっぽい感じがします。
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エスペリオンですか、懐かしいですね!でもこれともやはり違うようです……。 そもそもSFなのかファンタジーなのか、小説なのかアニメなのかもあいまいなのでこれ以上思い出せない以上絞り込むのは難しいかもです……。 わざわざ教えていただいたのに思い出せず申し訳ないです……。

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