青空花恋

お久し振りです! ご無沙汰致しております。 表紙の安らかな表情を浮かべた三人の心の内に迫るこの作品は読んでいて 三人の心情に共感する所もあれば、 誰かの感情に移入して苛立ったり、悲しんだりと 実際に自分もそこにいて同じことを体験しているかのような錯覚に陥るほど、よく練られた作品だと思います。 渦巻く黒い感情に飲み込まれず、友人を励まし続ける遥。 友人を心配した自らの行動を逆恨みされ、悲しみのどん底に落とされる幸子。 子どもに対する愛情はあるものの、日々憎悪を募らせる百合。 三人ともどこにでもいそうな人達ですが、三人の感情が絡み合い、行き着く先が気になり、最後まで目が離せませんでした。 素晴らしい作品ありがとうございます! また時間のある時に他の作品も読みに伺いますね♪
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