大分時間が掛かってしまいましたが、読了しました。 こういう不思議系の話も良いですね。 「途中下車」、「縁側のおばあちゃん」、「迷子のトナカイ」の三つが好きです。 特に「迷子--」と「縁側--」の二つはファンタスティック&ノスタルジックで読み終わった後になんとも言えない余韻が残りました。 この懐かしささえ感じる不思議な余韻、昔どこかで経験したことがあるなぁと思って記憶の糸をたどったら、星新一さんの「鏡の中の犬」を読んだ時に感じた余韻に近い感覚でした。こういうのは大好きです。これからもどんどん量産しちゃってください^^
・1件
レビュー、ありがとうございました。 ショートショートといえば、意外性のあるオチ、というのが、特徴として挙げられるのですが、そればっかりじゃないだろう、というのが僕の考えです。 見事なオチで読者をうならせるのもいいけれど、この3作品にあるような展開も、またショートショートのひとつのカタチだと思うのです。 そこで読後感を感じていただけたなら、作者としてうれしい限りです。 これからも、何かを感じてもらえるようなショートショートを書いて、期待に応えたいと思います。

/1ページ

1件