おうぎ

【ネタバレありますね】 お久しぶりです。おうぎです。 ラストまで読みましたので、再度レビューしたいと思います。 まず、完結お疲れ様です。 全体として、楽しめる物語でした。 ただ、母親の件は取って付けた感じがしました。六夜のリスタチアへの信仰が母親への憧れなのではと、美咲とのやり取りで思ったのですが、その関係性が薄いし、不完全燃焼な感じです。 あと、ずっと違和感だったのが真波の正義です。中途半端です。最終的な面からそれでもいいのかもしれないですが、現存の正義を皮肉るのであれば、彼にはもっとヒーローであってほしかった。白亜のところでは逃げ出すし、ベルガモットが死ぬような怪我をしても平然としているし、身を呈して悪を断つ気概が見えなかったのが残念。 六夜が真波の正義を嘲ったときも、これなら嘲われて当然だなって感じました。 ですが、この辺りは作者がどんな意図を持っていたかによりますので、欲張りすぎというご意見が他の方から出ていますし、折り合いかと思われます。私はこれくらい欲張りな方が好きですが。 ほか、気になった点は、 なんで武市は六夜にこだわったのさ、とか、真波の口封じ前にベルガモットがスパイなのはもうバレバレじゃん、とか、トキノカミはどうやってリスタチアを拘束できたんだろう、とか、銃声はどうなった、などなどです。 以上です。 自分棚上げですみません。 失礼しました。

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