彼岸花

 ミステリーや伝奇小説はプロローグでオチを最初に思い浮かべて当たると凄い悲しくなる派の彼岸花です。 「考えるんじゃない! 感じろ!」という言葉がありますけどついつい考えちゃうんですよね。  (・∀・)  キャラって個性出すのめっちゃ難しいですよねー、文字媒体だと余計に。 ○○に似てるって言われるのは私個人としては全く気になりません。  探してみなさいよ、既存作品から私のような素人まで色んな人が色んなキャラを生み出しているんだから。  金髪ドリルとか黒髪長髪とか溢れ過ぎて飽和状態ですよ。  だからこそ誰も彼もが言うんですよ「個性が無い、個性を出せ」と。  挿絵があればいりませんがね、挿絵がある時点で立派な個性です。  もう細かい描写なんかいりません。  絵は簡単に個性を刷り込む情報です。だからこそゲームや漫画、ラノベといったものはキャラ被りしてても絵で個性を出せるんです。    小説単体。挿絵表紙無し。これは単純に文章力の勝負です。  だからこそ純粋に自分の実力を測れます。その文章に読者を引き込める力があるか。  個人的に面白い小説は最初の、多く見積もって10ページで決まります。  文章力もそこだけで測れてしまいます、途中から文章力が向上する小説もありますがそれはシリーズものや最初にとにかく引き込まないと読まれないことがほとんど。  だって最初の数ページで読むのを止めてしまうから。  読者の時間を奪うほどの価値があるかどうか、その判断を読者にしてもらうのに10ページはかなり多い方だと思います。  ギャグファンタジーがウケるのはギャグがあるから。何を当然のことを、と思うかもしれませんが、それは【最初の10ページで読者を引き込む】からです。  楽しい、ワクワクさせてくれる。そんな期待が最初の最初に全部込められているんですよ。  そう思うと今までのファンタジーの需要変遷も最初の10ページで【何を引き起こしてくれるのか】という期待を新たにする為だと思いますね。  そこだけ押さえて感動させればけっこうファンタジーは上位に食い込めると思います。  恋愛で不幸を山盛りにするのと同じ要領ですね(おい  キャラにしろ、小説にしろ、独自のアイディアで個性を出すのは大変です。  という私のボヤキ。そして、文章力をつけようとまた電子辞書と書籍を眺めるのだ。
1件

この投稿に対するコメントはありません