とても読みやすく、世界観に入り込める作品で、「清め屋」という斬新な発想を見事に作品に仕上げてあります。 面倒くさがりだけど相手を想うことができる主人に、五月蝿くやかましいこともあるが絶妙な助手。道具たちとの会話も個性がありテンポが良い。 依頼者にもそれぞれしっかりとエピソードがあり、それらを巧みに織り交ぜて短編ながらも深い物語になっている。 「清め屋」としてのシリーズを期待したい。
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