Mican

出版社の欲しい作品、エブリスタの欲しい作品、読者の欲しい作品……バラバラですね。 出版社は宣伝力にものを言わせるタイプだから、「宣伝すれば売れる作品」を求める。小説ならではの世界観を持った作品を好む。たとえばバトル系(肉体的、魔法などのバトル、剣や銃を使ったもの)を求める。そのほうがアニメ化したときに売れるから。 エブリスタはゲーム化前提な部分があるから「シミュレーションゲーム」的な内容の作品が求められる(肉体的な戦いとかがない)。あくまでも携帯ゲーム、ネットゲームとしての範囲での楽しさを求めている。だから内容的にはしょぼくなる。ハリウッド映画と正反対。 読者が実際に購入するのは、いつの時代も「マニアックな作品」ばかり。BL(腐女子向け)、ラノベ(オタク向け)、麻雀(ギャンブラー向け)など……。だがマニアックな作品は出版社も、エブリスタも求めていない。なぜなら宣伝の効率が悪いから(ターゲット読者が限られているので)。 たいていの出版社は『小説で利益を出す』という考えではなく、『小説もオマケ』みたいな考え。グッズで稼いだり、映画で稼いだりが基本。だから小説の売上とか気にしてない。 エブリスタはそれ自体がモバゲーのオマケの存在。モバゲーを盛り上げるための存在。モバゲーが盛り上がる作品、そういう小説が求められる。小説の売上など無関係。どうせ小説の利益なんて期待できないから。 読者は小説に優先順位をつけている。たいてい、マニアックなものほど優先順位が高くなる。メジャーな作品ならば、販売されて1日たてばアマゾンで100円で買えたりする。だから読者からすれば「個人的な趣味の小説、漫画、ゲーム」に対して金を使う傾向が高い。 出版社で賞を取るならメジャーな内容。つまり子供から大人まで楽しめて、かつグッズ化しやすい内容にする。メインターゲットは男子。 エブリスタで賞を取るなら『バトル』はダメ。殴り合い、斬り合い、撃ち合い、それらはソーシャルゲームには向かない。子供から大人まで楽しめる必要がある。メインターゲットは女子。 読者を相手に小説を書くのならそれはビジネス。中間がないから「売れる=正しい」となる。メインターゲットはマニア。 ってな感じが真実。電子書籍が当たり前の時代になったら、マニア向け戦略になりますね。
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