京正源之助

『ケンツロウの世紀末小説レビュー』その3 ケンツロウ「北斗ブラザーズがお送りする、世紀末小説レビュー」 ザコ「今回は子猫だよ・ω・さんの『幻想世界のフラグクラッシャー』!」 ケンツロウ「おいザコ、オレがこの夏読んだ小説の感想を聞け」 ザコ「へっへっへ、ケンツロウ! お前の小説レビューを聞かずに済むよう、今回オレは両手でしっかり耳を塞ぐことにするぜ!?」 ケンツロウ「ならば力づくで読みたい気分にさせてやる。ホアタ!!」 ザコ「!?」 ケンツロウ「この作品は異世界に入り込むことが出来る不思議な本“夢世封書”の世界に、主人公とその友人が飛ばされ、元の世界に戻るために大冒険をするというストーリーだ。異世界で仲間になるキャラもおり、王道と呼ぶにふさわしい作風だと言って差し支えない」 ザコ「なっ、手の平が勝手に耳を離れたばかりか、またもやテメーのポケットに手を突っ込み……!?」 ケンツロウ「全体としてよく練り込まれているストーリーだ。冒険することになる舞台、すなわち異世界は2種類だけだが、“夢世封書”という謎の書物の特徴設定を工夫することで、その2つの違う世界観の舞台にうまく順応できている」 ザコ「お前持参の手品用の大きな耳を奪い取り……!!」 ケンツロウ「主人公、相棒、ヒロイン、そしてマスコットキャラクターと、登場人物もバランスよく揃えられている。小説全体を通して、よく練り込んで作ってある作品だなあと感心した。きっと子猫だよ・ω・さんの几帳面な性格が作品にいい影響を及ぼしているんだろうな」 ザコ「マギー審司のネタよろしく自分の耳にあてることで、聴力を増幅させお前の小説レビューを一層聞き取りやすくしただと!?」 ケンツロウ「お前はもう聞いている」 ザコ「ひでぶゥゥ!!」 ケンツロウ「ばばばーん!! ばーばーばーばァーーーん!!」 読者・源之助から: 全体として物語に矛盾が見られず、ケンツロウも言う通りよく作りこまれているなァと感服しました。英雄ハロルドが黒幕と知れた場面は、とてもスペクタクルで面白かったです! 突然アホみてェなレビューを投稿してしまい、申し訳ありません……。
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