弭田

さてさて。 ・章タイトルと本文をこう結ぶやり方、すてきです! ですが「入学おめでとう」だと、この主人公は新入生?と思われます。 ですが、P.07での栞さんが転校生という下りでその予想が外れます。 するとそこで(新人物の登場もあり)、物語を掴む際、特に冒頭で大切な主人公の存在が薄くなって、残念。 ただ、ここで彼を話進行にあまり巻き込まなければ、この手法は効果的かと。…とにかく、中心人物か傍観者か、どちらかに主人公を据えると無難かと。 ・歓迎会の部分、この時点ではすっかりここで歓迎会は終わったものと勘違いしていたので、[指切り減満]のときに驚きました。その辺りの日程説明は軽く欲しいです。 ・P.24 〈成る程、先生が耳を塞いだのは(略)〉 この前のどこかで、一応先生が耳を塞ぐ動作をいれたほうが、話のつながりができるかと。 ・P.28 で、能力、という名詞に少し身構えました。 入学式の日の前ふりで、特殊能力の有無については既知ですが、この世界で、その能力がどう役割を果たしているのかが不鮮明。 oneveさんが好まれる徐々に読み解いていく方式は、弭田も以前指摘を受けました、…ひどく難易度が高いんですよね。 出だしから、エメラルドの下りなどで伏線が多く、回収を進めないままこの小説の世界の常識としてことが進んでいるのは、主人公視点という点では◎ですが、若干混乱。 ・P.36 トランプの呼び名によるランクづけ。 仕組みの説明が半端で、やはり主人公の立場が見えない。 このような特殊設定を説明する際には、もし主人公のことを多く語りたくないのであればせめて、例は挙げてもいいかと。 ・P.44 死屍累々の中、栞さんたちはどうなったのか、主人公はどれくらい傷を負ったのか。それは見せたほうがいいです。大事な情報になる気がします。 柳沼 泉…。それが主人公の名前ですね! おお、やっとわかった!という感覚は すごく貴重でたのしく、弭田は好きです。 ・歓迎会の下りに入ってから、段々泉くんの口調が乱れていったような。前半が固すぎたのかもです。 長々と失礼しました(oo;) レビュー、ということで 誉めるよりは所謂批評を優先しました。 ですが、弭田個人としてはこの物語は 読み込んだら読み込んだだけ すごくわくわくする話の進み方で、素敵だと思います。 これからも更新がんばってください!!!!!!!!
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……あ、あれ? すみません、何故かこのレビューに対する返信を忘れていました…? とてもタメになる事を話して下さっているのに、どうして…。 本当にすみませんでした。読んだ記憶すらなかったので、多分寝ぼけてたんだと思います。 はい、上にも書いてますが、本当に有難いお言葉をありがとうございます! 成る程、というような事が沢山で、欠けている事がはっきりとわかりました。 出来るだけ早く直して、見せられるような代物にしたいです。
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いや、むしろ読ませていただきたい作品です! 文章ひとつひとつが繊細で…参考になります! またお邪魔しますね!(●^o^●)

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