MICA

誰かの夏の続きは、誰かの夏の終わり。 今年もまた、夏空の下で煌めくたくさんの涙を見ました。 甲子園の土を踏める幸せな球児はほんのひと握り。 あたりまえですが、夢破れて涙を流す球児の方が多いんですよね。 敗戦後、泣き腫らした目をした球児にかける言葉を、私は未だに見つけられません。 だから、話を聞くのはどうしても後日になります。 全力を尽くしたから悔いはない、それは表向きの言葉で、本当はどうしたって悔いは残るのだと、話してくれた球児がいました。 しばらくは欲しくもなかった夏休みをぼんやりと過ごし、悔しさの中で次の夢を探すのだと。 いつか、書こうと思います。 みつめ続けて来たたくさんの涙に隠された物語を。 あの夏、夢を叶えられなかった球児たちの物語を。

この投稿に対するコメントはありません