しましま

まずは完結おめでとうございます。 読み終えて少し落ち着いてからレビューを書こうと思い、数時間たちましたが、まだ感動で胸がいっぱいです。 作者様のどの作品にも言えることですが、キャラの完成度が素晴らしい。 表面的な「可愛い」「カッコイイ」「素直」「優しい」等の印象ではなく、それぞれがまるで隣で生きているように、その為人が伝わってきます。 私は光栄なことに、この作品の表紙を描かせて頂きましたが。 確かまだ、お話は序盤も序盤。50ページにも満たない所だったかと。 けれど、月征・直・陽向・詩信。それぞれのイラストを描く際に、驚くほどするするとイメージが浮かんできて。 きっとこんな顔をする。きっとこんな雰囲気だろう、と。 まるでそこに本人が立っていて、それをデッサンするように描くことが出来ました。 それは、少ない頁数であっても、それぞれのキャラの魅力が溢れるほど伝わってきたからで。 それを伝えられる作者様の力量には、賞賛の言葉が思いつかないほどです。 そして、高校という狭い世界の中でも、それぞれの抱える想いや葛藤は本当に様々で。 恋愛だけに括られない人間関係は、大人が読んでも本当に読み応えがあります。 そして、最初は一方通行だった四本の矢印が、少しずつその向きを変え。 素敵な対角線を描く結末になって、本当に大満足です。 毎日毎日更新が楽しみで、読んでいる最中は、私もつかの間高校時代に戻ることが出来ました。 こんなに共感できて、キャラと一緒に一喜一憂できる作品は、本当に珍しいと思います。 素敵な素敵な素敵なお話、本当にありがとうございました。 またこの絶妙なカルテットに会わせてくださいね!
2件・1件
レビューありがとうございます! いやいや、しましまちゃんのイラストでイメージ固まった部分もおおいです。ホントにありがとう。 高校生の頃を、胡桃も思い出しながら書いてました! いやー、もっと勉強しとけば良かった、みたいな。 更新毎の閲覧励みになりました。

/1ページ

1件