有坂 悠

完結お疲れさまでした!    挨拶そこそこにレビューをば。     この物語は、登場人物全員がまさに『スタートライン』に並ぶための序章。 私はそう感じ取りました。     もう、始まってしばらく後には、物語全体が間違ったパズルのはめかたで進み、シャツのボタンは段違いで流れ。 果たしてこれは一体どうなるのだろうかと。    当然その点が作者の狙いなわけで、私はド壺にハマってパズルを解こうとするわけです。 でも素晴らしいのは、パズルもボタンも、きちんと数が揃っていて、完成するよう緻密に計算された物語であったこと。   ちぐはぐだったキャラクターの感情は、現実味のある出来事や、些細なきっかけによって、やがて綺麗に揃い始め。 最後にはみんなが一列になって、清々しく凛とした表情でスタートラインに立っていた。     そんな、【再生】がテーマの青春物語だったと思います。 最後に。   麻子や鳥居といったキャラの詳細を放置したのは得策だったと。   それこそ、日常で自分達の脇を通り過ぎていく人々はたくさんいるわけで。   彼らの日常も変わらずどこかで流れているんだよと、詳細を放置することでむしろ印象に刻まれた気がしました。 意味不明で抽象的なレビューを大変失礼しました……。   とにかく読み応えのある傑作でした!
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レビューありがとうございます! いやん、そんなパズルなんて緻密な計算ないっすよ(≧▽≦) 奴等が勝手に動いただけっす。 鳥居くんとか麻子ね。放置のままでいいのかなあと思いつつ、なんだか逸れそうで入れられなかった(>□<;) そゆとこ突いてくる有坂さん鋭い。 直たちが3年になったら、鳥居が部長で直が副部長かなあ、なんて胡桃の中では後日談妄想があるんですが(*´∀`*) 毎朝のコメント、貴重なスター、ほんとにありがとうございます!

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