Satori

美森さんこんばんは。 最新更新分である「鉄仙は似合わない」まで読ませていただきました。 「花束を壊して」そして「鉄仙は似合わない」 この2つの話……なんと表現したら良いのでしょうか。 透明で純粋な美亜の、たったひとつの願いは、なんて儚いのでしょう。 「鉄仙は似合わない」で麻理絵の感情描写として描かれる彼女の姿を知った後に「花束を壊して」を読み直し、閉じ込めた想いの深さを追体験しました。……胸が締め付けられる思いでした。 そして麻里絵の、花のような美しさの中に隠した渦巻く嫉み執着。 最愛の人との幸せを手に入れつつも、美亜の存在に翻弄され続ける心の闇はなんて深いのでしょう。最後の彼女の台詞は、稜を縛るための枷。締めの描写が美しくも、恐ろしくも感じました。 「月に梔子」 これもまた好きです。 夜毎の密やかな逢瀬。繊細な描写をもって、艶っぽいを美しくまとめる技術は流石です。笙子は実は人ではないのでは? と勝手に裏読みをしてしまいました。香りの描写、良いですね……とても。 短いながらもぎゅっと凝縮されて余韻を残すストーリー、惹き込まれる感情描写、素晴らしいです。 素敵な話を読ませてくれてありがとう! 次はどんな花をテーマとした作品を執筆するのでしょうか? 続き、楽しみにしています。
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私も思い、伝えたかった事が的確に表現されたレビュー!! さすがサトリ様 ★・*:..。o○☆*゚sμ(´ェ`*)κi★・*:..。o○☆*゚ 私も言いたい、 有難うございました!(笑) 鳥肌2号の朱里コウでした(///∇///)
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サトリさん、こんばんは。鳥肌ものの素晴らしいレビューをありがとうございましたm(__)m 私が、読み手さんにこういうふうに感じてもらえたら…、と思いながら書いていたことをぴったりと読み取り、書いてくださっていて、本当に嬉しく思いました。 恋愛の醍醐味は、ハッピーエンドだけじゃない。渦中で感じる、痛みも苦しみも妬みも怖れも、全て「大人の恋愛」には欠かせないスパイスであると思い、この作品を描いています。 またサトリさんの心に響く作品を描きたいと思います。本当にありがとうございました。
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