芥川凡乃介

火の玉 (2/2) 火の玉は20メートルぐらい後方に落ちた。 その瞬間、轟音と地響きと衝撃波が同時に襲いか かって来た。 車は木の葉のように空中に回転しながら舞い上 がった。 あたしは、時がスローモーションのように経過す るのを感じた。 (ああ……。 あたしは死ぬんだな) あたしの頭の中を、そんな思いがよぎった瞬間あ たしは意識を手放した。? ? ? 12 /20?前のページ 前のページ?次のページ 次のページ ?目次 ?表紙 ?この作品のコメント ?みんなのコメント ?小説トップ ?ビューアーを切り替える このページのリンクアドレス ? [link:novel_page?w=20723054&page=12]
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