SFは自由が基本。なにをどう書こうと、現実ではないものを空想で処理して描くのだからすき放題でいいのだ。 が、「SFが好き!」という御人にも誤解している人が多い。それはSFがサイエンス・フィクションの略だということだ。すなわち、科学を根底に空想を膨らますというのがSFと呼ばれる。 最近ではサイエンス・ファンタジーも容認されてるため(スターウォーズがそう)、曖昧なのかもしれない。 だが自由と荒唐無稽を混同すると、意味不明なものができあがる。携帯小説を読むものは少なくとも算数はできる。なので明確な数字を見れば別の数字と比較する………脳内でスケールをイメージするわけだ。 ところがこの数字がハチャメチャだと「???」が連発する。具体例をあげると『全長6000m、幅1000mの宇宙船に、全長30mの艦載機を26万機搭載する』となれば、算数ができる人ではアングリしてしまうだろう。宇宙船のエンジンや生活空間はどこにあるのか以前に、たった200機を並べただけで宇宙船の長さになる。みっちりつめこんでも、縦横おなじの宇宙船なら2万機は並ぶ。が、残りの24万機はどこに? どう書こうと作り手の勝手なのだが、こんな有様では生まれた作品が泣くよ。発表されたからには誰かに読んでもらいたいだろうになあ$P3作品は親を選べんしなあ$P3

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