「神と炎と神使い」に引き続き、110ページまで読んで放置してたこの小説を初めて最後まで読み切りました。  いやもう。ホントに面白かったです。終盤、良い場面なのにクーロの台詞で思わず声に出して笑ってしまいました。  シリアスな所にも笑いをぶっこんでくるそのスタイルが、シュールながらも時に爆弾のような威力を持ってるのが、読み進めて楽しかったです。  単純な起承転結ではなく、読んでて切れ目のある話が多かったのでちょっとずつ読んで行こうと章毎に分ける感覚の小説でした。続編がある関係からそういう構成にしたのかなと思ったので、続巻も楽しみです。  中盤の終わりごろから終盤にかけて、本当に面白くなっていって、「え、そういう展開になるの!?」という気分にもなりましたが(多分あのキャラを何度も『幼女』と読んでいたことで、なんとなく違和感が)  二人の関係という点では、そういう風に表現したかったのかと、何だかんだ凄く納得しました。終わりでもなく、これで続きがあるからこその良さもあるような気がします。  凄く面白い小説だったので、文句なしの評価5かなと思ってたのですが、村上くんというキャラの存在。  これが凄く嫌で、レビューするとしたら星1個か2個減らしたい位に主人公の性格と言うかキャラの意地汚さやら、単にクソッタレないじめじゃないかとその点だけはイライラしながら読んでたのですが、  最後の一ページでガラリと評価が変わりました。なんかこう、やられた!という感じがしました。そうであってもそうでないにしても、伏線に利用するつもりで……だからあんなに村上くん村上くんと言われてたのか……作者恐るべし!  語り尽くせない思いは色々とありますが、読了感もよく、凄く楽しい小説でした。とても良い小説を読ませて頂きました。有難う御座います><  3が完結した辺りでもなんでも、次作も一気に通し読みしたいなと考える位に面白かったです!
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神使いに続き、剣クロにもレビューありがとうございますm(__)m お陰様で高評価ばかりをいただいているこの作品ですが、完成度は恐ろしく低いと私自身は反省しております。と、いうのも話に切れ目があるところからもわかるとおり、この作品は特にプロットも練らずその場その場で話を考えて書いて、こうしたら面白くなるんじゃないかと進めていった結果風呂敷ばかりが広がっていってしまったからです。 もともと、剣クロはテキトーでいいから人気が出ればいいやという安易な考えで書き始めた作品でした。それなのに絶対に完結させようと考えるようになったのは、私自身この先どうなるのかを知らなかったせいでしょう。剣クロはノンプロ

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