-Kouzaki-

子供「暇だなぁ……石でも蹴って遊ぶかな。えいっ」 ベコッ ヤンキー「ぁあ"!!? 誰じゃワシの車ぼてくりこかしたんは!!? ウチのシマ相手にゴロまける思とんのかコラァッ!! やったんはおんどれか女ァッ!!!」 女警官「婦女暴行の現行犯で逮捕します(ガチャリ)」 ヤンキー「んだこりゃあッ!!? おんどりゃあポリ公かクソが! ワシをパクってタダで済む思とんのか! 今夜ァ血ぃ見る覚悟しとけやァッ!!!」 ーー夜 ヤンキーA「タダヒロォおおッ!!! 今その豚小屋ん中から出してやるけんのォおおッ!!!」 ヤンキーB「ダメじゃあトモヒロ! ポリ公ん数がシャレにならん! ヤスヒロも捕まってもた!」 ヤンキーA「くっ……このままじゃワシらまでパクられる。かくなる上は……ッ!!!」 ヤンキーB「ポリ公ども、聞かんかいッ!!! こっちにはその辺のスーパーで今適当に捕まえてきた人質がおんねん、仲間ァ返さんかいッ!!!」 青年「ひ、ひぃい……っ」 男「大変です大統領閣下、ニッポンへお忍びで旅行へ向かっていた息子様が、ヤンキーに人質に取られているそうです!」 大統領「なにっ!!? まさか我々が秘密裏に行っていた作戦が……シット、つまり裏ではあの国が暗躍しているということか!」 男「これは明らかな敵対行為です! ヤンキーの動揺ぶりを見るに、ニッポンもあの国に脅されているものかと!」 大統領「今すぐあの国と全面戦争の準備だ!」 男「首相! かの国の大統領が宣戦布告を!」 首相「チッ……いよいよか」 アナウンサー「今朝、かの国の大統領があの国の首相に宣戦布告をしました」 妹「お兄ちゃん、戦争に行くの?」 兄「大丈夫。無事に帰ってくるよ」 母「気を付けてね……」 父「……必ず、生きて帰ってこい」 兵士A「ぐあっ!!?」 兵士B「悪く思うな……これは戦争なんだ」 兵士C「ちくしょうっ……何で同じ人間が争わなければいけないんだッ!!!」 兵士D「……悪いな、ジェニファー。誕生日、一緒に祝ってやれそうもねーや……」 兵士E「何故だ! 何故お前がこの戦場にいるんだ、兄弟!」 兵士F「う、嘘だ……おい、目を覚ましてくれサリー! 何で……なんでこんな……っ、うわぁぁああッ!!!」 兄「……俺も、ここまでか。……ごめん、みんな……約束、守れな……か……」 アナウンサー「えー、依然として戦争は終結の兆しが見えず」 子供「戦争こえー」 あれ、意味わからん。
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何がきっかけで大事になるかもわからない。そして発端となった者もその実、無自覚なままである。本当に大きな出来事の原因は、誰もが回避しようとするからこそ予想だにしない些細な事を起点として始まるのだ…………。え?
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そうです。私がこの物語を通して伝えたかったのはまさに……ん? あ……うん。……え?
規模が拡がりすぎているwww
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昔、適当な嘘ついたら市内の学校中にそれがすっかり広まってしまったことを思い出しながら書きました←

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