青山郁文

おまたせしました。 ついに?ようやく? ヒカリレンサ 更新いたしました(←誰も待ってない) /_novel_view?w=22774886 死の宣告を受けたアタシと世界。 最期を生まれ故郷で過ごすことにしたアタシは、高校で初恋の相手と再開する。 ◆ここが今のアタシ より 「告白と同時にキスするような奴が、何言ってんのよっ!」 「――そんなもの。後にも先にもお前以外にしてねぇよ」 ◆鎖が外れるように。氷が解けだすように より  「――レイ。ミレイっ! しっかりしろ」  「よっ。遅いじゃないか」  「馬鹿野郎っ。……誰がこんなひどいことを」  「あー。これには諸事情がありまして」  「うっさい。少し黙ってろ」  「さっむぅー。なんでこの暑い……時期に……アタシ死ぬのかな……」  「殴りたきゃあ、あとで好きなだけ殴れ」  「はは。そうする」 ◆最後の旅行 より  「美奈人はアタシに告ったことを後悔している?」  「えっ。いや。そっちは後悔してない」  「そっか……でも後悔はしてるんだね。じゃあ……」  「おまえ……そういうのは男からするもんだろ」  「へっへっへっ! 今の時代、男がナヨイんだよっ!」  「時代のせいにするなよ」  「ほんとは殴られるかと思った」  「ええー」  「だってさ。こないだ……その、後で殴るって言ってたから」

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