清瀬桜李

おはようございます、コンクール明けに観た映画『風立ちぬ』に、機械工学を学ぶ人間としてもへっぽこ創作師としても影響を受けてきた清瀬桜李です。 先週、所属する吹奏楽部の演奏旅行で宮城の東松島に行ってきました。 例のあれから2年半経ちつつも、なかなか事後処理は終わらないようで、瓦礫の山塊だの桁を流出させたままの橋だの、それに草の海に呑み込まれた基礎だけ残る住宅街だの、そこかしこに明らかな痕跡が残っていました。 生命や精神の完全再生は無理がありますが、せめて取り戻せるところだけでも早く復興あって欲しいと思うばかりです。もっとも、これも内情をあまり知らない外部者の的外れな考えなのかもしれませんが…… それはそれとして、ここ数月こちらでの活動が鈍ってきた感がいよいよもって否めなくなってきました。どうにも創作の意思とアイディアの湧出が釣り合わなくなってきたようで、書きたいのに書く中身が浮かばない状況です。 どこかで聞いた言葉ですが、『被創作物が創作主を超える事はない』と。私のバックストックも薄っぺらなものです。高々21の若造には経験が足りないという事でしょうか。 いずれにせよ、だからといって私は手を引くつもりなど微塵も持ち合わせていません。創作頻度が著しく落ちているのには大変に恐縮していますが、適当に画面外で罵倒しながらでもいいので気長にお待ち戴けないでしょうか。
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