人間椅子

楽しく読ませていただきました。 風刺というとどうしても社会に対するもの、 そんな先入観があって読み手としては、とっかかりが難しかったりします。 しかしながら、この作品はギャグとしてのカテゴリーを入り口としますので、そんな抵抗感を持たせません。 尚且つ、物語のフォーマットが有名な作品ですから、まるでガイドラインが引かれているかのように読み手は先を知りつつも、そこに合わせた捻りを堪能しながら読み進めることができます。 さらに風刺の対象が難しい社会風刺ではなく、我々の足元である仮想世界ですので、そこもまた読むには楽。 なおかつ笑えます。 登場人物については割りと際どい線をいきますが、だからこそ物語が映えますね。
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レビューありがとうございます。 あるクリエさんの、エイプリルフールのジョークコメントをヒントにして思いつきで始めたおふざけ作品なんですが、予想以上にウケていて驚いています。 またお越し下さい。

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