杉宮海翔

暗い格子戸の薄明かりで 夜の月の美しさを思い出す 新地下鉄を走る冷たい閃光 両刃の様な混ざるその明暗 輝きを失ったその仮面に 思慕の念を塗りたくって 問う絶望は未来を尋ねる ただ風の音だけが頬を撫でた
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