日向夾

 大輝は一年近くも、頻繁に好きな女子と二人っきりなシチュエーションに遭遇するという環境にいながら、ずっと手を出さずに耐えてこられたフルメタルな精神の持ち主ですね。  と思いきや、客観的に場面を振り返ると完全に織子への好意駄々漏れですね。今まで織子が気付かなかったのが凄いくらいです。まぁ、織子は自分の中にある大輝への好意で手一杯だったようなので、そこまで気が回らなかったとしても仕方ないですね。それでも、あそこまであれやこれやと世話をされていて、それを誰にでもやっている事なんだろうと判断する鈍感っぷりは凄まじいと思いますが。恋は盲目(悪い意味で)ってやつですかね(笑)  終盤読んで、星さんがこのままだと濡れ場突入しそうとこぼしていた意味がよく分かりました。あそこまでお膳立てを済ませた状態でよく我慢出来ましたね、大輝。やはり彼はフルメタルな精神の持ち主なのでしょうか。個人的には保健室行けと彼が織子を追い立てていた辺りで「あ、こいつ既成事実作ろうとしてやがるな」とか思ってました、すみません←  晴れて両思いとなり、大輝に我慢をする必要がなくなりましたので、保健室の続きが起きるのもそう遠くはないのでしょう。用意は周到に、しかし仕留める時には強引に行く彼の事ですから、昼休みに生徒会室あたりで致して、その後平然と授業に出る、なんて事もやらかしそうです(笑)  織子の方も保健室で押し倒された時、案外まんざらでもなかったようですし、これは下手すると学生結婚あるかもしれませんね←  ともあれ、彼女も大輝とイチャイチャするのを表面上は嫌がっていながらも、内心では嬉しく思っているようなので、ライオンに狙われたウサギちゃんよろしく、いつまでも二人仲良くラブラブしててください。  あ、結婚式には出席するつもりですので、日にちが決まったら連絡よろしくお願いします←  では、感想はここら辺で。長々とお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。  失礼します。

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