ゆむ

二作目を読んで、このシリーズをもっともっと読みたくなりました。 グロリアと結ばれなかったのは、やはり仕方がないことだと思います。テッドは自分は一緒にいられないが、彼女に幸せになって欲しいと伝え、グロリアは彼の気持ちに応えるのではなく悲しみに暮れて衰弱することを選んでしまったから。それでも私が物語に悲壮感だけを感じなかったのは、このシリーズの軸となる「肉体は滅びても精神が生きている」世界観にどっぷり浸かったからだと思います。 精霊が見えるような精神を少しずつ失いながら大人になり、読みながら心が洗われる心境になりました。
1件

この投稿に対するコメントはありません