☆ジグ☆

【ポポロンの大冒険】 ‐ はじまりの章 ‐ 「あと、2㎞で、アルセウスに着くぞ!!」 彼は、ポポロン 。右手に、鉄の剣を握りしめ、わくわくしながら、林道を歩いています。 しばらく歩くと、ポポロンの前に、怪我をした一匹の子猫が倒れていました。 「……。ひどい出血だ……。」 ポポロンは、おもむろに、腰袋から、やくそうを取り出しました。 「これで、よしっ! どう? 痛み、なくなった? 」 子猫は、ポポロンの手を、ペロペロと舐めます。 「ははっ、じいちゃんからもらったやくそうだから、よく効くだろ?」 その時、ポポロンの真横に、矢が飛んできました。 「!」 避けるポポロン。ポポロンは、辺りを見渡しました。辺りには、10人程の山賊が、ポポロンは、確信しました。 「……。お前達が、この、子猫を……」 山賊は、きょとんとしましたが、一斉に、笑いだしました。 「はっはっは! 子猫が、どうした? そうだ、俺達が、矢の練習に〃使用〃したんだが?」 「……」 「ぐばっ」 ポポロンは、山賊の大将をおもいきり殴り飛ばしていました。 「ふっざけるな!! 小さくても、命だぞ! そんなに練習したければ、おれが相手になってやる!!」 ポポロンは、山賊達と、戦いました。一時間、三時間。五時間。 長い戦いの末、ポポロンの周りには、倒れた山賊達が、そしてポポロンは、大きな木の下に座り、子猫に言いました。 「ははっ、おまえも、しっかり、生きてるんだよな」 笑顔で子猫の頭を撫でて、静かに目をつぶりました。 長々と閲覧して頂き、ありがとうございました♪ この先の物語は /_workset_view?ws=9777496ポポロンの大冒険にて(^-^)
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