結原

文句なしの面白さでした。 安っぽい携帯小説の安っぽい恋愛モノにはうんざりだ!って方におすすめです。 複雑な人間関係を描きながらも、流れるように繋がっていく物語。 三人称なのに、しっかり織り込まれている登場人物の気持ち。 誰が何を考え、それが何の行動に繋がっているのかがはっきりとわかる。 だから、面白い。 一つ一つの物事をいかに表現するかで、一切の妥協をしない作者様の力量は圧巻ものでした。 演出と言ってしまうと情緒もへったくれもないけれど、「こういう場面をこういう形で魅せるのか!」という見せ方の上手さに驚くばかり。 笑えたり和んだり感動したり。 かと思ったら切なくなったり、泣きたくなったり。 切り替え、メリハリがしっかりしていて、それで一つ一つの要素が面白いからすごい! 登場人物の個性もはっきりしていて、台詞を読むだけで誰が喋ってるのかわかるくらいです。 みんな若くて、身勝手で、不器用で、優しくて、弱いし強いし、可愛い。 個人的にはしのぶちゃんがお気に入り。 彼女の過去には泣きました。 自分で言うのもあれですが、私携帯小説で泣くってほとんどありません。 凄いとしか言いようの無い、読者の心を掴む緻密な描写。 上っ面だけで書かれていないからこそ、ここまで引き込まれたのだと思います。 「こういうの書いてみたい」気分で軽く書かれてたらこうはいかないんだろうな、と(笑) 最後が完全なるハッピーエンドだったのは嬉しい限りでした。 やっぱり頑張ってる子達は報われてほしいものです。 それもこじつけ感の一切無い、とっても満足な終わり方。 本当に満足な結末。 完結からしばらく時間が経っていますが。 おそばせながら今ここで全力で作者様に敬意を表します。 大好きな作品です!!!!
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うわうわ、拙作に向けたものとは思えない熱の入ったレビュー、ありがとうございます。恐縮です…。 まだまだ書ききれない部分とか、未熟な箇所とか、多々あるのですが、個人的には書いてて楽しくて、好きな話だったので、結原ちゃんに好きだと言って貰えて、嬉しいです♪
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喜んでいただけて嬉しいです! 長い時間をかけてしまいましたがようやく本編を読み終わり、熱の冷めないうちに書きました(*´艸`*) そのせいでレビューと呼ぶにはやたら目茶苦茶な文になってしまい……(笑) 最初読んでた頃はあんなにもキレイにハッピーエンドでまとまるような物語とは思いませんでした! なので予想を裏切って皆が一番幸せな状態になったのがすごく嬉しかったというか…(〃∇〃) さすが胡桃さん!って感じです! 無理も無駄も無いストーリーも、細やかな描写もすごく好きです! 鈍色の雪、はまた全然違ったテイストですね! ちょっとした緊張感を楽しみながらどきどき読んでます! まだ全然わけがわか

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