杉宮海翔

――――それは、一通のボトルメールから始まった不思議な関係。 「おや、瓶入りの手紙とはまた風情がありますね」 慣れない携帯片手に手紙に書かれたアドレスを入力し、メールを送信した事からこの物語は動き出す。 「私ね、もうすぐ死ぬかもって思い始めて......何だか怖いの、すっごくだよ?」 「それは困りましたね。私がいきなり会いに行っても不自然ですし、何より紀美香さんの事を知らなさ過ぎますから」 惹かれ合う二人を引き裂こうとする病魔の影―――― 「私ね、一度で良いから誰かに抱き締めて貰いたかった」 「私はまだ諦めませんよ。何でもします......だから生きて下さい、私の為に」 これは、余命僅かな妙齢の女性と、恋を知らない不器用な男性、二人の切ない恋の物語――――。 『月よりも綺麗な人~文字が導く一つの奇跡~』 「私今、幸せだよ.............有作さん」 永久的に公開日未定←
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そう言わず是非公開して下さいよ。
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恋愛物苦手なんですって(苦笑) しかも溜まってるイベント小説がまだまだ終わりそうに無いですし( ̄▽ ̄;)
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