片栗子

少しずつ読もうと思ったのに気付いたら最後まで読んでしまいました。 単なるラブストーリーではないと予備知識ではわかっていても、読みはじめると驚かされるところばかり。 まったくひかれる部分のなかった先生と先生大好きな瑠夏がどうやったらくっつくのかが当初の心配でした。 先生は先生なりに事情を抱えていたんですが、そんなことを乗り越えさせる瑠夏の一途さに、読んでいるこっちまで心動かされるというか、……かわいかった。 真面目でまっすぐな瑠夏に心が揺れ動いていく籐乃川先生を見て、いいぞ、いいぞその調子だ、と何度拳を握ったことか。 クリスマスの、急接近するところなんかもう胸が苦しくて……制約があるからこそ燃え上がる気持ち。 その設定が最大限に生かされたシーンだったと思います。 エロさに逃げない。なのになんであんなにドキドキするんだろうかってくらいドキドキしました。 ストーリーの盛り上がりの部分も見事で、大きな困難が発生する部分もなるほど、と思わされましたが、そこから再びふたりがつながる、あのところ!あのところがもう!! うわあああ!! と、なりました(笑)思い出しただけでにやける。ああ、これがラブストーリーの醍醐味というものではないだろうか……! そして、最後のオチも秀逸で笑ってしまったというか、笑っていいのか悪いのか。幸か不幸か。 可哀相に、と言いたくなる結末……いや、ハッピーエンドなはずなんだけど、それだけじゃ終わらせないのがonionクオリティ、というか(笑) 読み始めから読み終わりまで、思いっきり楽しませていただきました。 それと、あとがきで、これが前編という記述がありましたが本当でしょうか。 「これが前編!?」と驚いて身を乗り出したのはきっと私だけじゃないはず。 年末、新連載と大変でしょうが、ひそかに後編、待ち望んでおります……!
・2件
片栗子さん。『pop call 』読んでいただきありがとうございますm(__)m 拙い作品……誉めすぎです。 涙が出るほど嬉しいけど(;O;) そんな片栗子さんに朗報?です リンクを貼れない自分が恨めしい。 続編公開してますよ。完結公開onionです。 待たせるなんて、野暮はしません。 『next door 』が続編です。 お暇がある時に覗いて見てください(^^)v
1件
本当におもしろかったです! それより、もう続編公開してましたか!!すみません! いやだわ、お恥ずかしい……(ノω<;) そういや最後にnext doorって書いてたし、作品一覧で何度も見てたのになぁ(;´д`) ああ、でも205号室も気になるし……! 遅くなるかもしれませんが、必ず読みますね!( ≧Д≦ )

/1ページ

1件